ある日彼にキスを求められたけど、恥ずかしくって出来なかった。







「自主的な女じゃなくて御免なさいね!」







そんな顔するなよ、なんて言われたけど、やっぱり悪いと思った。



あの日はなぜか一晩中泣いた。



苦しいのは自分じゃないはずなのに。















「銀時、抱いて。」



何度も何度も名前を呼ばれた。







、」



「なあに?」







「キスして。」













今度はきちんと返せたみたいで、彼の笑顔は最高だった。










完全だったら苦労しないのに。



















































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